特撮史上まれに見るビッグイベント
2015年5月9日、ひし美さんのお店「アジアン・タイペイ」でミラー・フェスティバルが行われた。石田さんだけでなく、第7話「打倒!人体侵略作戦」にゲスト出演したひし美さんとも会えるとはすごいと思った。そのうえ、宮内洋さん、ザ・グレート・サスケさん、安田隊員の妹役だった芦川よしみさんがお客として参加し、大盛り上がりのイベントとなった。
赤井五朗って本名じゃないのね
挨拶で石田さんは「みなさんからの応援が本当にありがたくてね」「九州からも来ていただいて、とてもうれしいです」と語った。各テーブルを石田さんが回って、一人一人に挨拶をする。私のところに来られたとき、「赤井です」と挨拶したら「え!」と石田さんは驚いた。「赤井五朗って本名じゃないのね」と石田さん、「ネット上ではハンドルネームですよ」と答える。
格闘技の話
二次会ではひし美さんの隣にずっと座ってたので、石田さんとは少ししか話す時間がなかった。私が養神館系列の団体で合気道を習ってると言うと、養神館という言葉に石田さんと周辺の人の食いついた。
「小手返しの受け身が苦手で、飛躍回転受身しそこなって肩を亜脱臼したんですよ」と言うと、石田さんは「それはいけないね。小手返しは難しいよね」と言った。プロデューサーをしているという人が「私は極真をやってたんですよ」と、スマホの映像を見せてくれた。演技に関わる人は、アクションの必要から格闘技が好きなようだ。有名な団体には所属しとくもんだなと、つくづく思った。
なぜ今まで書けなかったのだろう
ミラー・フェスティバルから5年も経って、やっとリポートをアップできた。今思うとすごい経験をした1日だった。石田さんが生きているうちに書けばよかったのに、なぜかできなかった。そして、もうすぐ石田さんの一周忌が来る。コロナ騒動が収束したら、息子さんのゲストハウスにもまた行きたい。