昭和の特撮を冷静に見る『キカイダー01』第11話
第11話「怪談 地下秘密基地の幽霊女」
ビッグシャドウが1000万人殺人計画を説明していた。
「この計画を完遂させるため、われわれはすでに5368人の人間を殺してきた」
日本の人口を9割にする控えめな目標設定、5368人数える細かさ、こんなの悪じゃない。
「次のいけにえは誰か? アカネカズヒコ10歳、この子供を選び出したぞ。シャドウの掟に従って殺すのだ」
無差別に殺せばいいだろ。
しかし、『01』でのハカイダーの雑魚っぷりは『機動戦士Zガンダム』のアムロ・レイを彷彿とさせるほどみじめだ。こんなことを書いていて、見事なまでに『ミラーマン』を無視した人生を歩んできた自分を再確認した。
※資料 東映特撮YouTube Official - YouTube