第1話「ミラーマン誕生」
ある日、鏡京太郎は自分の出生の秘密を御手洗博士(みたらいはかせ)から聞かされた。京太郎の父は二次元の世界から来たというのだ。そして、その後のやりとりがいい味を出していた。
「君は人間であっても普通の人間ではない。
二次元の世界のミラーマンの血が流れているのだ」
「ミラーマン……」
ミラーマンは遺伝でなるものらしい。京太郎が驚くのも無理はない。
それより気になるのは、博士の真後ろに『コストダウン』という本があることだ。博士が結成したSGMは早くも経営が苦しいのだろうか。
そして、次回の予告でも気になるところがあった。
インベーダーの侵略計画は、意外にも私たちの生活の身近に手が伸びていた。それは誰にもわからない。
問題はこの後だ。
もし、高層ビルの最上階に、サングラスの男や女たちが集まっていたら気を付けるのだ。インベーダーはあなたの隣にいる。
そんな集団、人間でも怪しいだろ。
では、次回の「侵略者(インベーダー)はあなたの隣りにいる」をご期待ください。
いろんな意味で期待できそうである。