『ミラーマン』を冷静に見る

ーー鏡京太郎(石田信之)も「面白いですね!」と絶賛ーー

昭和の特撮を冷静に見る 『仮面ライダーX』第21話

第21話「アポロガイスト最後の総攻撃!!」

 番組始まってすぐのナレーション。

そしてアポロン宮殿の射撃練習場では、アポロガイストが毎日3時間射撃訓練を行っていた。

 3時間って短くないか? その後のアポロガイストのセリフもおかしい。

3日前からだ。300発撃って全てが中心に命中していたのが、1発2発、そして今日は3発もミスをしている。

 3時間で300発ならたいした練習量とは思えない。そこへ入ってきた戦闘員のセリフもイカしている。

第一室長殿、コーヒーを。

 お前、コーヒー飲むのか? 「日本キチガイ作戦」で死んだことといい、アポロガイストが死ぬ回はメチャクチャである。

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Twitterで見つけたデフォルメ「ミラーマンVS怪獣セット」

※ 未塗装未組立のキットです。 

 怪獣の中にマルチが入ってるのがシブい。個人的にゴールドサタンも入れてほしかったが、アイアンと色がかぶってるのが難点か。

 ミラーナイフの構えのミラーマンイカしてる。ミラーマンを応援してくれる人がいてくれて、石田信之さんがご存命だったら喜ばれたことだろう。この完成度で8.000円ならいいかもしれない。

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昭和の特撮を冷静に見る 『仮面ライダーX』第16話

第16話「逆襲アポロガイスト!Xライダー危うし!!」

 「日本キチガイ作戦」で死んだアポロガイストが再生手術で蘇った。総司令に感想を聞かれ、彼は答える。

「さわやかな気分です」

 それはそうだろ。「日本キチガイ作戦」で命を落としたら無念すぎる。

 神敬介を逃がしたカワカミ博士と戦闘員にアポロガイストが言った。

GODに失敗は許されん!お前たちは死刑だ!」

 お前が言うな。

 ライダーシリーズで一番好きだった『X』を改めて見て、昔の記憶がいかにいい加減かよくわかった。

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昭和の特撮を冷静に見る 『キカイダー01』第19話

第19話「キングインデアン必殺の呪文!」

 ギルの霊がハカイダーをパワーアップしていた。 

「わが愛しきハカイダーよ」

 作ったのは光明寺博士だろ。 

ハカイダーの力と技は今までの3倍にパワーアップする」

 この後のギルのセリフがおかしい。

「シャドウから受けた数々の辱めを今こそ100倍にして返してやるのだ

 辱めを100倍にして返すのにパワーアップが3倍という理屈がわからない。御手洗博士といい、特撮の科学者は感性が変だ。

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『ウルトラマン80』に出演された中山仁さん亡くなられる

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 中山仁さんというと、私的には『ウルトラマン80』のオオヤマキャップである。

 『サインはV』もCSの放送でハマった。このドラマには、『ミラーマン』第16話にゲスト出演した中山麻里さんがレギュラー出演されていた。第16話「人形怪獣キンダーを追え!」を見ると出演者がハイテンションで、『サインはV』の中山麻里と一緒に仕事してる!という撮影現場の浮かれぶりが伝わってくる。

 『ミラーマン』、ウルトラシリーズの時代を生きた役者さんが亡くなられるのはさびしいことだ。昭和は昔なんだなと感じる。

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昭和の特撮を冷静に見る 『キカイダー01』第17話

第17話「大巨編!!恐怖の巨人デビル始動」

 ハカイダーが、「ホテルヴィレッジ」の前でアキラとリエコを捕らえようとしていた。

「よ~く聞け。オレはお前たちを連れてこいと命令されている。たとえ殺してでも、アキラの体を連れてこいとな」

 「連れてこい」がしっくりこない。

 ラストでビッグシャドウが言った。

「ヒロシの背中の図面から、わが世界最強の人造人間ジャイアントデビルはここまで完成された」

 日本の人口を1000万人減らすのにジャイアントデビルが必要なのかが、かなり疑問だ。『ミラーマン』に限らず、悪の組織の計画はどこかおかしい。

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昭和の特撮を冷静に見る『キカイダー01』第11話

第11話「怪談 地下秘密基地の幽霊女」

 ビッグシャドウが1000万人殺人計画を説明していた。

「この計画を完遂させるため、われわれはすでに5368人の人間を殺してきた」

 日本の人口を9割にする控えめな目標設定、5368人数える細かさ、こんなの悪じゃない。

「次のいけにえは誰か? アカネカズヒコ10歳、この子供を選び出したぞ。シャドウの掟に従って殺すのだ」

 無差別に殺せばいいだろ。

 しかし、『01』でのハカイダーの雑魚っぷりは『機動戦士Zガンダム』のアムロ・レイを彷彿とさせるほどみじめだ。こんなことを書いていて、見事なまでに『ミラーマン』を無視した人生を歩んできた自分を再確認した。

  ※資料 東映特撮YouTube Official - YouTube

 

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