『ミラーマン』を冷静に見る

ーー鏡京太郎(石田信之)も「面白いですね!」と絶賛ーー

11月27日 第51話「さよならミラーマン」をもっと冷静に見る

 惑星Xが近づいて、地球に天変地異が起きた。御手洗博士が絶叫する。

「全ての地球人よ、全世界の人々よ、動揺してはいけない、理性を失ってはいけない」

 無茶を言うな。

「全世界の人々よ、今こそ地球人の素晴らしさを見せるときだ」

 「地球人の素晴らしさ」がよくわからないが、次のナレーションはこうだった。

御手洗博士の願いが天に届いたのか、全世界の人は落ち着きを取り戻した

 そんな無理やりなと思った。

 

11月20日 第50話「地球最後の日」をもっと冷静に見る

 インベーダーはS.G.Mに小さなロボットを送り込んだ。

ロボット「S.G.Mの諸君、スクリーンを見たまえ。これがわれわれインベーダーの故郷・惑星Xだ」
安田「気味の悪い星だな」

 ロボットの返事がおかしい。

「そのとおり」

 なぜ肯定する?

11月13日 第49話「怒りをこめたこの一撃」をもっと冷静に見る

 京太郎が安田の妹・愛子(芦川よしみ)を家に送り届けたとき、御手洗博士から連絡が入る。

「インベーダーの宇宙船が一宇宙防衛基地に現れた。急行してくれたまえ」

 インベーダーの次の攻撃目標はこの時点で想像がついた。京太郎にインベーダーが語りかける。

「イエズに勝てるものなら戦ってみろ。第二宇宙防衛基地へイエズを送り込む」

 なぜわかりやすい順番で基地を襲うのかわからない。

11月13日 第49話「怒りをこめたこの一撃」をもっと冷静に見る

 京太郎が安田の妹・愛子(芦川よしみ)を家に送り届けたとき、御手洗博士から連絡が入る。

「インベーダーの宇宙船が一宇宙防衛基地に現れた。急行してくれたまえ」

 インベーダーの次の攻撃目標はこの時点で想像がついた。京太郎にインベーダーが語りかける。

「イエズに勝てるものなら戦ってみろ。第二宇宙防衛基地へイエズを送り込む」

 なぜわかりやすい順番で基地を襲うのかわからない。

11月6日 第48話「赤い怪鳥は三度来た!」をもっと冷静に見る

 S.G.Mに藤本が連絡する。

「こちらフェニックス、こちらフェニックス。
現在、宇宙船を追跡中」

 それを聞いた御手洗博士が言う。

「やっぱり、宇宙船だったか」

 何が「やっぱり」なのかよくわからない。

 

10月30日 第47話「侵略者撃破計画 改造怪獣ギランダー登場」をもっと冷静に見る

 宇宙科学研究所で京太郎が言った。

「しかし、この決定的な新兵器の開発をどうして中断してしまうんですか。僕は反対だな」

 最初の「しかし」っていらなくないか?と思った。それに、京太郎のネクタイがゆがんでいるのも気になる。

 

10月23日 第46話「死都に愛の鐘が鳴る」をもっと冷静に見る

 京浜工業地帯から怪電波が発信されていた。

安田「怪電波をキャッチしました。スカイポイント2120」

 S.G.Mに来たインベーダー少女・リサが電波の音を聞いて言った。

「インベーダーの信号、インベーダーの宇宙船と秘密基地で交信しているんです」

 通信の内容をリサが解読して、インベーダーの作戦は失敗する。しかし、インベーダーの通信技術だけが遅れているのはなぜだろう? 本気で地球侵略する気があるのか疑問だ。